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主日礼拝
「イエスに目を留めよ」 2020年2月2日

 松下 信 牧師
ヘブル人への手紙12章2節
 「イエスから目を離さないでいなさい」 というみことばの教えは、信仰の根幹(本質
)に関わる大切なものです。 この一年間、皆さんはイエスさまから目を離さないで歩
むことができたでしょうか。

1.シモン・ペテロの信仰  
 イエス・キリストに召されたガリラヤ湖の漁師であったシモンは、主の弟子となりま
した。 ピリポ・カイサリアでの 「あなたは生ける神の子キリストです」 との信仰告白
がシモン・ぺテロの信仰の土台となりました。 彼の信仰生活は、試練をとおしてそ
の真価が問われました。 イエスさまが祭司長や律法学者たちに捕らえられ裁かれ
たとき、彼の信仰は揺すぶられました。 ローマ帝国の支配からイスラエルを解放し
てくださるユダヤ人の王であると信じていたのに、イエスさまが捕らえられ辱められ
ている姿を見たペテロは、心の動揺を抑えることができませんでした。
 イエスさまを追って入り込んだ大祭司の家の庭で、彼は主を三度も否定してしま
いました。 さらに、主が十字架に付けられたことで、彼のイエスさまに対する希望は
完全に断たれてしまいました。 シモンは故郷に戻り、救われる前の生活に戻ってい
きました。
 私たちもペテロと同じではないでしょうか。主イエスから絶対に離れない、信仰を
捨てないという保証はどこにあるのでしょうか。私たちは自分自身の弱さを、本当の
意味で知るべきではないでしょうか。

2.回復したシモン・ペテロの信仰  
 漁師に戻っていたシモンの人生を一変させ、新しい信仰と希望と愛を回復させら
れたのは、主イエスのよみがえりの力でした。 死後三日目に復活されたイエスさま
は、ガリラヤ湖で魚を取っていた弟子たちに復活のお姿を現されました。
 主は湖畔で弟子たちにパンと魚を食べさせ、ご自身が生きておられることを証しさ
れました。 その後、シモン・ペテロを再び召すために御許に招かれました。主はペ
テロのご自身に対する愛を確認し、「わたしの子羊を飼いなさい」と命じられました。
三度イエスさまを否定したペテロに対して、三度 「わたしを愛しますか」と問われて
、主に対する彼の愛と信頼の心を呼び覚まされました。

3.イエスに目を留めよ  
 世の終わりの時、キリストはそれぞれの行いに応じて報いるために来られます。
すべての人をさばく裁き主として来られるのです。 イエスから目を離さないで信仰を
持ち続けることができるなら、あなたはどれほど幸いな人でしょうか。
 主イエスにとどまり続けたなら、キリスト者は多くの祝福を頂くことができます。
「よくやった。忠実なしもべよ」と主から褒められ、いのちの冠を受けられるなら、そ
れは至上の喜びとなるに違いありません。 それはオリンピックで金メダルを受ける
以上の喜びとなり、栄光となるのです。

【 結 論 】
 「信仰の創始者であり完成者であるイエスから、目を離さないでいなさい。
この方は、ご自分の前に置かれた喜びのために、辱めをものともせずに十字
架を忍び、神の御座の右に着座されたのです。」
(へブル12:2)
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