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「人生のナビゲーター」 2008年4月6日


松下 信 牧師
詩篇119:105 ヨハネ8:12
今朝は、2008年度最初の礼拝です。


新しく進学・進級された方々、新しく就職された方々、また、永年勤められたお働きを成し
遂げられ、新しい歩みを始められた方々など新しい生活のスタートの季節、夢と希望、さま
ざまな計画と期待を心に抱いておられるのではないでしょうか。
さて、冒頭で9歳の男の子が母親に絞殺された事件に関わるコラムをご紹介させていただ
きました(朝日新聞4月3日「天声人語」は省略)。 一番信頼していた大好きな母親に裏切
られ、生命を落とすという悲しく切ない事件が起きてしまいました。 
父親が祖父母、母親、子を殺害したり、妻が夫を殺したり、息子が母親を殺したりする事
件が多くなってきています。 家族を傷つけたり、殺したりする事故はこれからもっともっと
起きると思います。


それほど、私たちの社会の中に倫理・道徳的な基準がなくなってきていると言えます。 
人を殺すということが罪悪であり、してはならないという事においても、心のブレーキが利
かず、歯止めがなくなってきています。 宗教とは、ある意味では私たちが 「人を殺さない
ように」、「人の物を盗まないように」、「人の命を大切にするように」 というルールを指し示
すものです。  


聖書とは、神さまのご計画やお考えを私たちが知って、平和に生きるために、神さまが私
たち人間に宛てられた愛の手紙です。 この時代、あまりに多くの価値観や教えが氾濫し
ていますが、本当の意味で私たちの行くべき道を指し示す地図やコンパスがなくなってい
ます。 山に登ったり、初めて行く土地では地図が必ず欲しくなります。 山に行くときは、
地図とコンパス (針・羅針盤) が必需品です。 地図とコンパスを正しく用いさえすれば、
道に迷うことなく目的地に着くことができるからです。


最近は、自動車にナビゲーションが付いています。 ナビゲーションは名詞で航海 (術) と
か航空 (術) という意味であります。 また、ナビゲートは動詞で「航海する」とか「操縦する
」という意味です。 自動車に常備されるようになったナビゲーションは、人工衛星を使って
、自分(の自動車)のいる位置を確認し、目的地への順路を正しく導く機能です。 混雑を
避けて短時間に、最短距離で目的地に到着できるのです。


ナビゲートという言葉はどこから来ているかご存知でしょうか? ヘブル語にナビームとい
う言葉(名詞)があります。 スポークスマン(代弁者)、スピーカー(説教者)、プロフェット(
預言者)という意味です。 
聖書の中にある神さまのことばを預かって、その言葉をイスラエルの民に伝える預言者が
ナビームです。 預言者の中には正しい預言者も、偽りの預言者も存在しましたが、聖書
のみことばは、私たちを真理へと導く正しい預言者、人生のナビゲーターなのです。
みことばの導きを信じて、毎日聖書を読みましょう。


【 結 論 】
あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。(詩篇119:105)
イエスはまた彼らに語って言われた。 「わたしは世の光です。わたしに従う者は、決して
やみの中を歩むことがなく、いのちの光を持つのです。」(ヨハネ8:12)


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