イースター礼拝宣教 | 復活の証人 | 2010年4月4日 松下 信 牧師 |
ヨハネ20:1−18 | ||
イースターおめでとうございます。 スランプに苦しんでいたスポーツマンが復活し、落選していた政治家が当選して復活したな ど、「 復活 」 という言葉が頻繁に使われています。 この言葉の語源となったのが「キリストご自身の復活」の奇蹟であります。私たちは人々に キリストの復活を伝える証人です。 多くの人々は、キリストが死からよみがえり、今も生きておられるお方であることを信じて いません。それは捏造(ねつぞう)であり、嘘やまやかしであると主張しています。 しかし、 キリストが死んでよみがえられたのは事実なのです。 キリストの復活は私たちの信仰の 核心です。 復活への信仰がないなら、私たちの信仰はむなしいのです。 誰が何と言おうと、私たちキリスト者は主の復活の証人です。 およそ2000年前に、イエスはゴルゴタの丘の上で、金曜日に十字架につけられて処刑さ れました。 その日のうちにそこからおろされ、亜麻布に包まれ墓の中に収められました。 イスラエルのお墓は岩をくり抜いた横穴でした。 墓の入口は大きな石でふさがれました。 3日目の日曜日に、マグダラのマリヤは朝早くまだ暗いうちに墓に行きました。 イエスの からだに没薬を塗るためでした。 没薬は香料や防腐剤としても用いられていました。 マリヤは悪質の病からいやされましたが、イエスのお役に立ちたいと願っていました。 墓のところにやって来ると、入口をふさいでいた大きな石が動かされていました。 驚いた マリヤはイエスのからだが盗まれたと思い、弟子たちの所に走りました。 ふたりの弟子が 走って行き墓の中に入って見ると、イエスさまの遺体はそこにありませんでした。 彼らは その目で見て、墓の中にイエスのからだがなく空っぽであることを信じたのです。 再び墓に戻ったマグダラのマリヤは、ぼんやり立ち尽くし泣いていました。 マリヤの「イエスさまにもう一度会いたい」という切なる気持ちが伝わってきます。うしろ を振り向いたとき、そこにイエスが立っておられるのが見えました。しかし、彼女はイエス であるとは気づきませんでした。「なぜ泣いているのですか。だれを捜しているのですか。」 マリヤは園の管理人だと思い言いました。「 あなたがあの方を運んだのでしたら、どこに 置いたか教えてください。 そうすれば、私が引き取ります。」 イエスは 「 マリヤ!」と言われました。マリヤは振り向いて 「 ラボ二(先生) 」 と言いま した。 今、マリヤの目の前におられるお方は復活されたイエスです。よみがえられて生きて おられるイエスです。 マグダラのマリヤは今、イエスに会いました。 彼女は弟子たちのところへ行って、私はイエスさまにお目にかかりましたと言い、イエスが 話されたすべてのことを語りました。 【 結 論 】 マリヤは、イエスさまが復活され、今生きておられるお方であることを証ししました。 そして、あなたもまた主の復活の証人なのです。 「 私たちはイエスが死んで復活されたことを信じています。」 Tテサロニケ4:14 |