献堂記念礼拝(18周年) | 「神の国の建設」 | 2012年6月17日 松下 信 牧師 |
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ヨハネの黙示録22:1−21 | ||
序.神の国の建設こそ最終的ゴール 1994年6月26日に教会堂と教育館の建物を主におささげし、満18年を迎えました。 喜びと感謝の礼拝をささげ続け、返済も滞ることはありませんでした。感謝いたします。 さて、会堂建設の働きは最終目標ではなく、一つの通過点に過ぎません。 最終的ゴールは神の国建設です。 キリスト者の使命は、この地上に「神の国」を建て 上げることです。 神の国とは「教会」です。 世の終わりに建設されるのが天上の教会 である神の国です。 ヨハネの黙示録は、今あるすべてのものが滅び去る時が必ずやって来ることと、新しい 天と地が創造されることを教えています。この新しい天と地こそが「神の国」なのです。 T.神の国とは そこは神とイエスが国王として君臨する国です。 都の中心には王の御座があり、そこ から命の川が流れ出てその中央を流れています。 豊かに美しい水を湛える大河です。 川の両岸には命の木があり、毎月12種類の実を結びます。 木の葉は民の傷をい やし、心の傷も癒します。 民は悩みや苦しみから解放され、喜びと希望に満ち溢れて います。 暗闇や夜はなく、悪も罪も死も滅びも存在しません。 神ご自身が光として輝き、国中の民を照らし続けています。 神の国にはもう苦しみがあ りません。 悲しくて涙を流すこともありません。 U.神の恵みによって 私たちがこの地上でどんなに頑張っても、努力しても建設することができなかった理想 的な社会が、神の知恵と力によって成し遂げられます。 それは私たちの力ではなく、た だ一方的な神の恵みによるのです。 V.神の民を捜し出す イエス・キリストが再臨し、人間のそれぞれのしわざに応じて報いられること、また人殺 しや偶像を拝む者など罪を犯す者は、神の国に入ることができないと言われています (ヨハネの黙示録22:10−15参照)。 クリスチャンの使命は、救い主イエス・キリストを 宣ベ伝え、主を信じ従う人々(神の民)を捜し出すことにあります。 【 結 論 】 新しい会堂のことに関して、現在は何も決まっていません。 そのことを決める前に「今私たちはどこに立っているのか」「私たちはいかに生きるべき か」をしっかりと考えたい。 会堂建設に関して必要なことは人任せにしないことです。 神から与えられた使命として、このことも真剣に受け止めていただきたい。このことは 信仰の成長にも繋がります。 (1)神さまは今、あなた(という器「信仰や賜物」)を必要としています。 (2)あなたでなければ出来ない働き(使命、責任、役割など)が、きっとあるはず です。 (3)神さまは愛のお方です。あなたは神に愛され、神に造られたかけがえのない いのちです。 「御霊も花嫁も言う。 『来てください。』 これを聞く者は、『来てください』と 言いなさい。 渇く者は来なさい。いのちの水がほしい者は、それをただで 受けなさい。」 (黙示22:17) |