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主日礼拝 求めよ 与えられるまで」 2019年8月4日

 松下 信 牧師
マタイの福音書 7章7節
Ⅰ. 必死で求める信仰
  「水の中に沈められました。 後頭部を強く押されて水の中に押し付けられました。
苦しくなって水の中から頭を持ち上げようとしましたが、さらに強く押さえつけられて
身動きが取れません。 もう限界です。 苦しくてもがきながらやっとのことで頭を挙げる
と、空気を吸いこみました。 空気を腹いっぱい吸って、呼吸が落ち着くのを待ちました。
・・・・・・」 「信仰も同じだ!限界まで我慢して空気を吸い込んだように、信仰も命
の限界を感じて必死で求めるのでなければ、本物の信仰になることはない。」
 ある研修会に参加した時に、何人かの講師が同じ内容のたとえ話を繰り返しお話しされ
たのがとても印象的でした。「息苦しくて、息苦しくて必死で空気を求めるように、渇望
して神を求めるのでなければ、本当の信仰に達することはできない!」という内容を、
先生たちは強く訴えたかったのではないでしょうか。
 皆さんにお尋ねします。皆さんの信仰は生ぬるくありませんか。

Ⅱ.求めるべき必要  
 私たちの教会は今牧師後任人事や会堂建設という非常に大きな課題を抱えています。
主のみこころにかなう後任牧師が与えられるように、真剣に祈りましょう。
2015年5月にシオン館を購入しました。借入金を完済したら、次は新会堂の建設です。
さらに宣教が前進するために、新しい会堂が与えられるまで切に祈り続けましょう。
私たちには様々な必要があります。 日々の糧から始まり、着る物、住む家など。
また、進学、就職、結婚をはじめ、人生には様々な必要があります。病気が癒されるよう
に。健康が守られるように。家族が互いに愛し合い、平和に(平安に)暮らしていくこと
ができるように。

Ⅲ.求めよ、与えられるまで
 今年の正月のことでした。息子が大切な手提げバックを失くし、絶体絶命に追い込まれ
た時、家族で真剣に祈りました。「求めなさい。そうすれば与えられます。」というみこ
とばを信じて必死に祈り求めました。 神さまは私たち家族の祈りを聞かれ、大切な手提
げバックは息子の手に戻りました。 真剣になって命がけで求めるなら、神さまは真実な
お方ですから、私たちの祈りに応えてすべてのものを与えて下さいます。
 これが私たち教会の信仰です。

【 結 論 】  
 教会の必要も、一人ひとりの必要も、すべてかなえられます。
求めるなら必ず与えられます。 与えられないのは、信仰がないか、死に物狂いで祈って
いないからです。 邪心をもって祈るからです。 それでもかなえられないのは、さらに
素晴らしいご計画があるからに違いありません。

 「求めなさい。そうすれば与えられます。探しなさい。そうすれば見出します。
  たたきなさい。そうすれば開かれます。だれでも求める者は受け、探す者は
  見出し、たたく者には開かれます。」
(マタイ7:7-8)

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