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主日礼拝
「今年最初の賛美」 2020年1月5日

 松下 信 牧師
ヨハネの黙示録22章12節~13節
 今年最初の礼拝をささげています。 ヨハネの黙示録22章12節13節のみことば
をお読みします。 「見よ、わたしはすぐに来る。それぞれの行いに応じて報いるため
に、わたしは報いを携えて来る。わたしはアルファであり、オメガである。最初であり
、最後である。 初めであり、終わりである。」 世界を始められた主はその終わりも
すべ治められるお方です。主イエスはこの世界をさばくために、終わり時に再び来られ
ます。その時、神のさばきに耐えられる人はそれほど多くないように思います。

1.節目を大切にして生きる  
 現代は節目のない時代であるように思います。あらゆる境界線も取り払われています。
たとえば、役所に届け出るだけで、結婚式は無意味なものであるかのように考える人々
がいます。 国境を越えて外国に生活の拠点を求める人々もいます。
 また男と女の隔ての壁も低くなり、性に対する価値観が大きく変わってきました。
人間に不可能なことは一つもない、望むなら何でもできるに違いない。 そんな雰囲気
さえも醸し出される時代であります。

2.世の終わりに越えなければならない 天国の門という節目
 しかしこの世に終わりがやって来たとき、当然入れると思っていた天国に入れなかっ
たならば、あなたはどれだけ大きなショックを受けることでしょうか。 人生の最後を
迎えるときに、あせることのないように、一日一日という節目を大切にして、お一人
おひとりが今から備えていただきたいものです。

3.主への賛美は大いなる祝福をもたらす
 今もいのちを与えられる神様に、感謝と賛美をおささげしましょう。 賛美とは主の
偉大なみわざを誇ることであり、キリストの救いに感謝することであります。 すべて
の被造物が主を賛美している様子をヨハネの黙示録の中から拾い上げてみましょう。

(1)四つの生き物が神に賛美をささげています。「聖なる、聖なる、聖なる、主なる
  神、全能者。昔おられ、今もおられ、やがて来られる方。」(黙示4:8)
(2)二十四人の長老たちが賛美しています。「主よ、私たちの神よ。 あなたこそ、
  栄光と誉れと力を受けるにふさわしい方。あなたが万物を創造されました。
  みこころのゆえに、それらは存在し、また創造されたのです。」(黙4:11)
(3)み使いたちは神を賛美しています。「アーメン。 賛美と栄光と知恵と感謝と誉れ
  と力と勢いが、私たちの神に世々限りなくあるように。アーメン。」(黙7:12)
(4)黙示録において、賛美の後にあるものは敵を打ち破り勝利する偉大な主の御姿
  です。 そして、世の終わりとともに訪れる天国が待ち、その民にとって大いなる
  喜びであることが分かります。大群衆のような声が神を賛美しました。
   「ハレルヤ、私たちの神である主、全能者が主となられた。私たちは喜び楽しみ、
    神をほめたたえよう。子羊の婚礼の時が来て、花嫁は用意ができたのだから。
    花嫁は、輝くきよい亜麻布をまとうことが許された。その亜麻布とは、聖徒 
    たちの正しい行いである。」   (黙19:6-8)

【 結 論 】  
 アルファでありオメガである方が 「見よ、わたしはすべてを新しくする」 と宣言さ
れ救いの完成と天国の建設を成し遂げられました。
  「ハレルヤ。わがたましいよ 主をほめたたえよ。 私は生きているかぎり 
   主をほめたたえる。 いのちのあるかぎり 私の神にほめ歌を歌う。」
                           (詩篇146:1-2)。
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