主日礼拝 | 「家庭礼拝の恵み」 | 2020年11月8日 松下 信 牧師 |
申命記6章4節-9節 マタイの福音書6章9節-15節 | ||
本日の公同礼拝において「子ども祝福式」は行いません。 新型コロナウイルス感染拡大の 影響を受けて、式は取りやめました。 11月21日の土曜教会学校の時、子どもたちの祝福を お祈り致します。 Ⅰ.家庭礼拝を始めませんか 今朝は「家庭礼拝を始めませんか」と、皆さんに私的礼拝・個人礼拝をスタートするよう呼 びかけたいと考えております。 家庭において(1)一人で、(2)二人で、(3)複数で礼拝 をささげていただきたいのです。これは公同礼拝とは異なる私的な礼拝なのです。 (1)一人でささげる家庭礼拝は「個人のデボーション」と呼ばれているものです。 (2)二人でささげる家庭礼拝も「個人のデボーション」です。 ご夫婦で聖書を読み、分かち合い、主に祈りをささげます。 (3)複数でささげる個人的な礼拝を「家庭礼拝」と呼んでいます。 幼いお子さんを今育てて おられるご夫妻にお勧めします。 一週間に一度、15分から20分で結構です。 夕食の前か、 あるいはあとに家庭礼拝をささげてみてください。 Ⅱ.家庭礼拝の恵み 家庭礼拝のささげ方は次の通りです。 (一)開会の祈り、「父なる神様。この家庭礼拝をお守りください」と簡潔に祈ります。 (二)みことばを読み、父親か母親がそのみことばについて短くお話をしてください。 子どもが理解できるようなみことばの解説書を読むのもいいでしょう。 (三)みことばを暗唱します。みことばを覚えることは、子どもにとって大きな力となりま す。みことばを暗唱し両親にほめられることで、自信を持つことができます。 (四)一人ひとり祈りをおささげしましょう。 自分の言葉で短く祈りましょう。 (五)「主の祈り」をおささげして終わります。 短い時間にしてください。15分から20分です。子どもを飽きさせないためです。讃美歌や 「こどもさんびか」を歌うのもいいかもしれません。 家庭礼拝のあと、美味しいものを一緒に 食べ、みんなでゲームや会話を楽しみます。 楽しい時間であると心に残れば、子どもたちは 家庭集会を心待ちにするようになります。 Ⅲ.みことばと祈り 家庭礼拝の中心である「みことば(申命記6:4-9)」と「祈り(マタイ6:9-13)」に ついてお話しいたします。幼い時にみことばを心に植え付けられた人は、生涯正しい道から逸 れることはありません(箴言22:6)。また、イエスさまが教えてくださった祈りは、前半が 「神を愛すること」であり、後半は「人を愛すること」を教えています。家庭礼拝は、幼子た ちを、神を愛し人を愛する者に成長させるための道場のようなものです。 【 結 論 】 親は何らかの夢を抱き、子どもに期待をかけています。 本当に優れた子どもに育てたいな ら、優先すべきことは勉強やスポーツではありません。優先すべきは、わが子の心を育て人 格を養うこと、神を愛し人を愛する者に育てることではありませんか。 それでは 「あなたも家庭礼拝を始めてみませんか」。 |