「宣教の情熱」 | 2008年2月24日 松下 信 牧師 |
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ヨハネの福音書3:16 | ||
あなたはなぜ伝道するのですか? あなたは伝道の明確な動機を持っておられますか? 1.伝道する動機の第一は「イエス・キリスト御自身の命令」です。 「わたしには天においても、地においても、いっさいの権威が与えられています。それゆえ、 あなたがたは行って、あらゆる国々の人々を弟子としなさい」(マタイ28:18−19) これらの教えは、私たちを創造し、救い、生かしておられる主のご命令です。 復活の主であるイエス・キリストの命令は、弟子たちにとって絶対的なものでありました。 2.伝道する動機の第二番目は「主に対する恐れ」です (Uコリント5:10−11参照)。 あなたは本当の意味で神を恐れておられますか? 私たちがこの地上に生きている間に 行なったすべての行為は見られています。 もし、悪を行なっているなら、その行為のゆえ に、あなたは神に裁かれます。そして滅ぼし尽くされます。 3.伝道する動機の第三番目は「今日の世界の状態」です。 私たちは今、最も危機的な時代に生かされています。 今はまさに危急の時であります。 人間の性質がキリストによって全く変えられなければ、世界平和の可能性もありません。 キリストは「新しく生まれなければならない」(ヨハネ3:7)と言われました。 イエス・キリストだけが人間性を変革でき、人々の憎しみを愛に変えることができるのです。 次世代まで問題を据え置くのではなく、私たちの問題は今この時代に解決すべきです。 4.伝道する動機の最後は「キリストの愛の迫り」です(Uコリント5:14参照)。 キリストを愛する者として、キリストをあかししないわけにはゆきません。つまり、キリスト にある真の経験を持ち、キリストが心の中に住んでいるならば、その人は自分の耳で聞き、 目で見、手で触ったものを証しないではいられなくなるのです。 【 結 論 】 「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。 それは御子を 信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠の命を持つためである」(ヨハネ3:16) ヨハネの福音書3章16節は、「聖書の中の聖書」と言われています。 聖書全体のメッセー ジがこの1節の中に要約されています。 このみことばを通して、「神はあなたが救われて 永遠の命を持つことを心から望んでおられる」と、教えられます。 それゆえに、父なる神 は、大切な一人息子を、あなたの身代わりとして十字架につけ処刑しました。 あなたを救 うために! この愛をいただいた私たちは、このお方のためになら、どんなことでもしたいと 願うのではないでしょうか。この情熱が伝道の原動力になるのです。 教会が一つになるとしたら、イエス・キリストに愛されている者たちが、キリストを愛する ことによってなされます。キリストのためなら、どんなことでもするとの姿勢によって、一つ になることができるからです。 「宣教」の使命は、教会をひとつにします。 福音宣教の働きのために、心を合わせてまいりましょう。 最後に、あなたにもう一度問います。 「あなたは何のために伝道するのですか?」 |