主に感謝と賛美を | 2009年1月4日 松下 信 牧師 |
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詩篇103:1−22 | ||
私たちの教会は2010年に、レスリー・サップスフォード宣教師が六浦で開拓伝道を始めら れてから50年目という記念すべき年を迎えます。 そこで今年は、詩篇103篇2節のみことばによって 「主に感謝と賛美をささげる」 年に、 来年は、エレミヤ29章11節のみことばによって「主の教えと導きに従って新しい歩みを始 める」 年にしたいと願っています。 私たちの周りの状況は、ますます暗闇が濃くなってゆくように感じますが、光の子としてこの 世界に遣わされている私たちクリスチャンの使命はさらに鮮明にされ、責任も重くなってくる と思います。 詩篇103篇のみことばは、「主にあって救われた者の新しい生き方」を描い ています。 「わがたましいよ。主をほめたたえよ」 と、記者は自分自身に向かって、自分 の魂に語りかけ 「主をほめたたえよ」 と命じています。 「わがたましいよ。主をほめたたえよ。 私のうちにあるすべてのものよ。聖なる御名 をほめたたえよ。わがたましいよ。主をほめたたえよ。主の良くしてくださったことを 何一つ忘れるな」(1−2節) なぜ、私たちは主をほめたたえるべきなのでしょうか。 主の恵みは非常に大きいからで あります。 神さまはあなたの罪を赦し、あなたの病気をいやし、あなたの命を救われまし た。 あなたの一生を良いもので満たされました。 また、あなたは新しい知恵と力で満た されました。さらに、弱い人々、たとえば虐げられている人や貧しい人などを悪い人々から 守ってくださいました(3-6節)。 7節から18節までは省略させていただきます。 19節は主はまことに全世界の王であり、その御座は天にあることを教えています。 何者にも妨げられることのない主 (ヤハウェ) の超越性が述べられています。 最後に、記者は「主をほめたたえよ」 と、御使いたちに、天の軍勢に、全被造物に向かって、 主を賛美するよう招いています。 「主をほめたたえよ。御使いたちよ。 みことばの声に聞き従い、みことばを行う力ある勇士たちよ。 主をほめたたえよ。主のすべての軍勢よ。 みこころを行い、主に仕える者たちよ。 主をほめたたえよ。すべて造られたものたちよ。 主の治められるすべての所で。 わがたましいよ。 主をほめたたえよ」 (20−22節) 【 結 論 】 今年は横浜開港、開教150年に当たる記念すべき年でもあります。 神奈川、長崎、新潟、兵庫などの開港場の居留地においてキリスト教の礼拝が認められて から150年になります。 また、私たち横浜白山道教会にとって、来年は開拓50周年の 記念すべき年を迎えます。 今年はその記念事業のために忙しい年になると思います。 私たちはこの一年間を通して、イエス・キリストが私たちを救うために十字架の上でなさ れたみわざを覚えましょう。 その大きな恵みを数えたいのです。 六浦の地に蒔かれた福音の種が、50年間にどのように成長し実を結んできたのかを知り、 主に感謝と賛美をおささげしたいのです。 主に対する感謝と賛美の心が、私たちの教会から全世界の教会、そして全世界の人々に 伝えられ、広げられてゆくようにと願い祈ります。 「わがたましいよ。主をほめたたえよ」 |